コロナ禍の中、店を支えてくれるのは「リピーター」
「緊急事態宣言が出てから数ヶ月は本当に厳しかったです」
そう話すのはコグスダイニング神楽坂のオーナー兼シェフの小暮さん。コグスダイニング神楽坂は、元パン職人の小暮さんが焼く自家製パンと、本場イタリアで修行したシェフによる旬の食材をつかった料理が自慢のイタリアンレストランです。
世界的なパンデミックに東京オリンピック・パラリンピックの延期など、暗いニュースやコロナショックに世間が疲れてきた頃。コグスダイニング神楽坂はZeetle CSを使ったキャンペーン『リアルジャムおじさんの恩返し!』を7月13日〜7月31日に実施しました。
「コロナで大変なのはみなさん同じなのに、お客さんや業者さんや町の方々など、本当に温かいお声をいただいて、励みになりました。お店としてもコロナに負けたくない!という想いもあって。赤字覚悟でこのキャンペーンを実施しました(笑)」
キャンペーン内容を聞くと、「赤字覚悟」の言葉どおりでした。キャンペーン期間中にZeetleをダウンロードすれば、いきなり1000円オフのクーポンをゲット。3回来店すれば、最大2500円オフ!!果たして、その効果の程はいかがだったのでしょうか?
「コロナ前と比較すると顧客数は5倍近く増えましたね。めまぐるしい忙しさでした(笑)キャンペーン期間中に6回来てくれたお客様がいました。来る度に違うお客さんを連れてきてくれるんです。それだけでも嬉しいのに、その方がまた違う方とランチに来てくれたり。本当に楽しい2週間でした」
「コミュニケーションの質」が上がり、顧客ロイヤリティが向上
お客様が増えた以外に何か変化はあったのでしょうか。
「キャンペーンのおかげで、常連のお客様が増えました。Zeetle CSは常連化を促進する最適なツールだと確信しました。コロナ禍でもZeetle CSがあれば、お客様と”密”なコミュニケーションが取れるんです」
コグスダイニング神楽坂では、毎朝10時にカード会員へ向けてメッセージを配信しています。
「内容は仕入れの食材の写真や、ランチ・ディナーのメニューです。そのメッセージを見た常連の方から電話をもらって、夜のメニューをランチで作って欲しいというリクエストが増えたんです。夜は感染の心配があるから出たくないけど、そのメニューはどうしても食べたい、と(笑)。もちろん対応しています。他にも、食べたい食材のリクエストをいただいたり。お客様とのやりとりが楽しくて仕方がりません。実は、コロナ前より売上も伸びているんです」
メッセージに添付された旬の食材の写真を見たら、電話して、リクエストしたくなる気持ちも共感できます!
現在も、コロナ感染防止のため、席数を減らしての営業や、ディナーや土日のランチも予約のみの営業で客数は減少しています。それにも関わらず、売上が伸びているというのは、ランチの単価があがったこととが大きな要因とのこと。
「カード会員は約1000人ですが、常連の方はその内の5%弱です。この方々に毎日欠かさずにメッセージを伝えられる手段があることが大きい。 インスタやFacebookもやっていますが、こちらは一見さん用です。常連さんは皆Zeetleをチェックしています」
コロナ前は街を歩いていて「なんとなく入ってみよう」とふらっとお店に立ち寄ることもありましたが、コロナ禍の今、そんなお客様はほとんどいないそうです。だからこそ、会員の来店回数や来店頻度を把握した上でメッセージを送る機能が重宝しているとか。
「正直、コロナになる前はそれほど真剣にZeelteに取り組んでいませんでした。でもやり続けているうちに、お客様の行動やコミュニケーションの質に大きな変化を実感することができたんです。そのうち数字にも変化が現れてきて。今ではZeelteを活用せざるを得なくなっています。紙のポイントカード?絶対に戻れませんね(笑)」
【COGS DINING KAGURAZAKA】
元パン屋の自家製パン、イタリア帰りのシェフの料理、そして厳選された世界各国のワイン!この3つを柱にした、『三位一体』を食事のテーマとしたイタリアンベースのレストランです。
日程: 東京都新宿区神楽坂3-6三丁目テラス1階
TEL : 03-5579-8795
URL: https://www.cogsdining.com/