今回はZeetle CSをはじめ、多種の集客・リピート向上ツールの導入検討をリードした同社の杉山浩之 販促広報部長にお時間をいただき、東京純豆腐 約40店舗をはじめ、【A】PIZZA、羊肉酒場0,19全店舗でのZeetle CS導入の経緯をお伺いしました。
SNS時代にマッチした集客・リピート向上ツールを探す
スマート・ソリューション・テクノロジー(以下SST):Zeetle CS導入前、これまでどのような集客・リピート向上施策を行ってきていましたか?また、リプレイスに至る課題やきっかけがあれば教えてください。
杉山氏:以前は、メール到達率が高くレスポンスも良かったことからガラケーのメール配信サービスを導入していました。次に、販促施策として紙のスタンプカードを導入しました。もともと当店のリピート率は非常に高く、週に何回もいらっしゃるお客様も珍しくありません。こうしたお客様からスタンプカードを導入して欲しいとの要望を多くいただいていました。 しかし、店舗数の拡大に伴い、スタンプカードの管理が大変な上、印刷コストも非常に高くなっていたことからメール配信機能とポイントが貯まるシステムに切り替えました。数年間、運用を行っていましたが、ご存知の通り現在はSNSの時代ですし、お客様はメールを読まなくなりました。当時の効果も低く、配信したメールに対するアクション率は16.7%にまで下がっていました。
店舗運営の実態を基準に考えオリジナルアプリは採用しなかった
SST:紙のスタンプカードやガラケーのシステムが機能しなくなった中、スマホ中心のシステムを検討されたということですね。実際にどのような集客・リピート向上ツールを検討されたのでしょうか?
杉山氏:まず、実に多くの会社様からオリジナルアプリ開発やオリジナルアプリサービスの提案を受けました。しかし、どこも似たり寄ったりでしっくりこなかったというのが本音です。 私自身、当社の中でモバイルを活用した様々な集客・リピート向上施策を行ってきたことから、現場の実態を鑑みた集客・リピート向上ツールのあるべき姿そしてシステムがどうあるべきかなど、明確な選定基準を持っていました。このような観点から検討していくとオリジナルアプリは採用しませんでした。
例えば、店舗で会員を集めることは容易ではありません。こうした現場運営の観点が欠如し、GPS通知などツールの機能に偏った提案が多かった印象があります。また、オリジナルアプリの開発コストが非常に高く、総合的に検討した結果、対象外となりました。
運用を第一に考えられた機能と確かな技術力でZeetle CSを選択
SST:オリジナルアプリではなく、Zeetle CSを採用いただいた理由は何でしょうか?
杉山氏:まず、提案を受けた時に感じたのは、SSTの営業の方々が自分たちの技術に絶対的な自信を持っていたこと。そして、Zeetle CSの持っている仕組みや仕掛けが自分の考え方はにマッチしたとともに、当社ブランドイメージにも合ったことです。 特に音でデータ通信を行うサウンドタッチ技術は驚きました。Zeetle CSがSSTさんの基礎技術から作られた、しっかりしたサービスであることが理解できました。 そして、Zeetle CSには、先ほど言った会員集めの難しさを考えた機能群や顧客の来店頻度に応じたプッシュ配信の自動化などが備わっており、運営で苦労する部分が解決されます。
杉山氏:今でも東京純豆腐のリピート率は高いのですが、「スンドゥブを日本の国民食にしたい」との思いから始まったこともあり、さらなるリピート率向上はもちろんですが、スンドゥブのファンを作りたいとの想いがあります。 そのためにも新しいメニューやイベント情報などを配信することでお客様と密なコミュニケーションを行っていきたいと思っています。 また、ありがたいことに東京純豆腐のお客様が、別のお客様を紹介していただけることが多いです。Zeetle CSの紹介クーポン機能など口コミ拡散機能は、当ブランドにマッチしていることもあり、特に期待を寄せています。 その他、単にスタンプを貯めるだけでなく、マイレージ機能などお客様も楽しんでいただける仕掛けを順次展開していきたいと思っています。
SST:本日は貴重なお話をいただき、誠にありがとうございました。