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自分の仕事のしかたを、
自分で作れる
自由さがあります。

社員インタビュー 03

SE部

2015年入社

A.T.

自分の仕事のしかたを、自分で作れる自由さがあります。

ー 入社されたのはいつですか?

2015年の10月です。
前職はインフラエンジニアをしていました。サーバー、ネットワーク、ストレージ等、そういうものをデータセンターやお客様企業のサーバー室で設置、構築するような仕事をしていました。それを2年ほど続けました。

ー エンジニアとしてキャリアをスタートされたということは、大学での専攻は理系だったのでしょうか?

いえ、文系です。文学部系でした。学業以外にのめり込んだのは演劇でしたし、理系的な要素はありませんでしたね。

ー 文系からテック系に行かれたわけですね。

はい。実際に就職してみてIT系というところは肌に合っていると思えたのですが、就職した会社自体はあまり自分に合っていないな・・・ということで転職することにしました。

ー SSTはどのようなきっかけで知ったのでしょうか?

エージェント経由で知りました。
10社程度応募して、2社内定を頂いたうちの1社がSSTです。

ー 2社オファーを獲得されたなかで、SSTを選んだ決め手というのは何かありましたか。

どちらに入社しようか迷っています、ということをエージェント経由で正直に伝えたところ、SSTのほうは当時の社長が「それでは、会いましょうか」と声をかけていただいたんです。
もう1社のほうは比較的大きな会社で、オファーをいただいたのがフィールドエンジニア職・・各現場に直接出向いてサーバー構築をしたりということだと思うのですが、それまでにしていた仕事と近いものだったんですね。自分自身としては、引き続きIT系という括りはありつつも、その中で少し違う仕事もしてみたいという興味があり、当時の社長の話をいろいろ伺って、大企業ではないからこその小回りの効く感じ、色々なことにチャレンジできそうな感じに好感を持ったのと、あとは音波通信という独自技術を持っていることにも惹かれて、SSTのほうに決めました。

ー なるほど。確かにいまTさんはフィールドエンジニアではないですよね。

はい。部署的にはシステムエンジニア(SE)部というところになります。SE、というのは企業によって名称もやることもかなり違うのですが、SSTではSEというと、プリセールスエンジニアとポストセールスエンジニアという形に分かれていて、プリセールスは一般的によく言われるような、営業さんの技術的な支援等を主な業務として、お客様先に同行しつつ、その際に技術的な資料を作ってきたり、といった内容です。
ポストセールスのほうは導入後の技術的なサポートなどをしている形ですね。私は現状どちらも担当しています。
入社当初はプリセールスのみでした。

ー なるほど。SEは製品ごとに担当を持っている形なんでしょうか?

そうです。私は最初に担当したのがZeetle CSで、それに派生するプロダクトを担当していました。
その後少し経ってから、TrustSoundの担当を数年。その後はピットタッチシリーズや、受託案件があった時は受託案件も担当しています。
最近はキロクルも・・担当が決まっているといいながら、私自身はわりと全般的に関わっている感じです。
他のメンバーはきちんと製品ごとの担当で動いています。

ー SSTはどんな会社だと感じますか。

大きい会社では無いということもあって、割と自分のやりやすいように仕事をやっていけるような環境だな、やりやすいように自分で決められる会社だなというところはあります。 逆に、いわゆる定型タスクをひたすらこなす様な仕事はあまりないように思います。
SST全体という意味で言うと、やはり開発会社だなというイメージがすごく強いというとこでしょうか。開発技術があって、その開発技術を活かして何を作るか、何をやるかというところが前提として決まってくるようなところなので、いわゆる企画会社と言えばいいでしょうか、マーケティング部のような部署が何かしら売れそうなものを考えて、それを開発さんが作る、というスタイルとは対照的な気がします。

ー 雰囲気はどうですか?

そうですね、部署ごとに結構違うので全体を一言でまとめるのは難しいですが、私のいる東京オフィスで言うと、経営陣がかなりフランクですし、その雰囲気がいい意味で全体に共有されている、誰とでも話しやすい雰囲気があると思います。

ー ビジネス上ではどういった強みがあると思いますか。

技術レベルが高いと思うので、そこは非常に強みになっているだろうということ、小さい会社で小回りが効くので、プロダクトもそうですし会社全体にも言えますが、ニッチなところを狙っていくところがあるので、スピード感とニッチなところを探していくというのが強みなのではないかと思います。そして1番独自性があるのは音波通信技術ですね。

ー Tさんにとっての今の仕事の面白さとは、どんなところですか。

今は新しいプロダクトに関わっているので、日々慣例的なタスクはほとんどなく、「こういうサービスにした方が売れるんじゃないか、お客様が喜ぶんじゃないか」というようなことを常に考えながら進めているというところが楽しいです。

ー そういったお話はSEでも開発でも営業でも、みなさんが一緒になって話す場があるのですか?

そうですね。SEと開発はしっかり話し合うミーティングを毎週していますし、 営業の方は、全員出席ではないですが代表者が皆の意見を聞いておいてそれを発信するということをしています。

ー 逆にこれはちょっと難しい、苦労するな・・というとこはありますか?

なんでも自由にできるということは、 決められたルールがないことも多いので、ルールがないところから始めないといけないというのは、大変な部分でもありますね。

ー 入社10年というマイルストーンが見えてきました。
この後どんなことに挑戦されたいですか?

そうですね・・今はキロクルに力を入れていますが、他にもインフラになりうるようなサービスを作っていけたらすごく会社として良いのではと思っています。インフラと言っても、水道とかそういう意味ではなくて、各業界で、これを使うのがデファクトスタンダードだ、というふうになっているということです。そんなサービスをいくつも作っていく、というのをこれから目指したいと思います。

ー Tさん自身のキャリアとしては、展望、ご希望はありますか。
今後もずっとSEを極めるのか、たとえばSSTなら開発もやってみたいと手を挙げたら実現しそうですが。

開発は・・・全然考えていませんでしたね。プロダクトとかプロジェクトとか、そういうものを統括するような立場になっていたらいいなと思います。

ー なるほど、プロダクトマネージャーのような立場ですね。
SSTメンバーとして、どんな方に加わってもらいたいなと思いますか?

一番はパーソナリティの相性だと思いますが、それも部署によって求められるところは少しずつ違うと思います。
実務においては、必要な技術や知識も違うと思いますが、ただ全然そういうのを知らなくても、入ってきていただいて大丈夫ですので。 入った後にへこたれない人ですね。

ー へこたれそうになりなる環境ですか。

いや、そんなことはないです。とくに人間関係が悪いとかもないですし、スパルタ的なものも全然ありませんが、取り組んでいることが特殊な部署が多いので、一切何も知らない状態で入ってくると、多分何を喋っいるのか分からない!という状態にはなると思うんですよね。そこで投げてしまうのではなく、自分で調べて、人にも聞いてどんどん知識を獲得する。そういうことができる人が合っていると思います。