近接通信+中距離通信
TrustSound®は、数cmといった近距離から数十m以上離れた中距離まで通信が可能なため、近距離でのスマートフォン同士もしくは機器との1 to 1通信や、特定の施設内にいる全員に中距離でブロードキャスト送信をする1 to N通信が可能です。
“聴こえない音”でデータを届ける
次世代音波通信テクノロジー
TrustSound®は、SSTが独自に研究・開発する音波通信技術です。
人間の耳には聴こえない高域帯の「音」にデータを載せて通信することで、NFCやBluetoothなど電波を用いた通信や、
二次元バーコードのようにカメラを使う通信とはまた異なる利便性を実現しています。
また、TrustSound®︎はスピーカーとマイクさえあれば通信できるため、将来の新型スマートフォンや
様々なデバイスでも幅広く利用できるというメリットもあります。
TrustSound®は、数cmといった近距離から数十m以上離れた中距離まで通信が可能なため、近距離でのスマートフォン同士もしくは機器との1 to 1通信や、特定の施設内にいる全員に中距離でブロードキャスト送信をする1 to N通信が可能です。
TrustSound®は、スマートフォンや機器がオフラインでも情報を送ることができ、ネットワークを介さないオフライン通信や、スマートフォン、機器等のデータ通信に活用できます。
音波通信は壁を透過しずらいため、通信を特定のエリア内に限定することができます。たとえば施設内でエリアごとに情報を配信したり、他のフロアの情報を混在させずに通信できます。
MCU/MPU(マイコン及びプロセッサ)を搭載している製品にTrustSound®を組み込むことにより、無線チップ不要かつ低コストにデータ通信機能を実装することができ、機器情報のデジタル化やIoT化を促進します。
機器に無線チップの搭載不要、かつ既存のハードウェアの変更を行うことなくデータ通信機能を実現。測定データをアプリに蓄積にすることによって排尿タイミングの予測や手間をかけない排尿日誌の作成を実現。
SSTのMCU/MPU向け音波通信SDKはルネサスエレクトロニクスの低消費電力MCU RL78のパートナエコシステムに参画。本ソリューションはRL78/G15 FPBにも対応。
数m~数十mといった中距離でブロードキャスト送信が可能です。また、データの暗号化やデータの不正コピー防止といったセキュリティ対策にも対応しているため、学校の授業の出席確認、様々なイベントの参加確認、来店チェックインによるポイント付与といった様々な用途に幅広くご利用頂けます。
安全講習会や掃除会といった建設の集団イベント等に参加する不特定多数の技能者がスマートフォンで非可聴音を受け取ることにより一斉にイベント参加認証・ポイント付与することが可能。
ダイエー店内で公式アプリの「チェックインボタン」をタップするだけで、来店ポイントのスタンプを獲得。専用端末等にスマートフォンを近づける必要も、列に並ぶ必要もないスマートなチェックインサービスを提供。
施設の機器や設備のなかには、通信機能を実装するための開発・改修が困難なケースもあります。SSTの音波通信専用機器「TrustSound® Sigma」をUSBシリアル通信等により既存の機器に接続することでより容易にデータ送信・受信機能を実装することができます。
TrustSound® SDKをiOS/Androidアプリに組み込んで頂くことによって、スマートフォンで容易に音波通信によるデータ送信・受信が可能になります。
TrustSound® SDK-Sは、デバイス間の距離が0~20cmの、ごく近距離での音波通信に最適化されています。 データの転送速度はおよそ1000bpsで、ユーザーにとっては駅の改札に利用されるようなNFCとほぼ同じ感覚で利用でき、かつ高いセキュリティを実現しています(特許取得済)。スマートフォンとSigma、スマートフォン同士等の近距離での1 to 1通信に最適です。
TrustSound® SDK-Lは、数m~数十mの、中距離での音波通信に最適化されています。音の反射やデバイスの移動、周囲のノイズがあっても安定して通信できるため(特許取得済)、施設などへのチェックイン(来場認証、ポイント付与等)、出欠や点呼管理、施設内情報配信といったさまざまな用途に活用できます。
「TrustSound®️コネクト」は、BluetoothやWI-Fiのような無線チップの搭載が不要なため、低コストかつ容易に機器にデータ通信機能の実装が可能です。また音波通信は電波を使用しないため、法規対応や事務対応などの製品審査・承認期間の短縮化につもながります。
詳細はTrustSound®コネクト製品ページをご覧ください。
「TrustSound®️ 」を搭載した「TS-E1」は、MCU/MPU(マイコンおよびプロセッサ)と圧電素子等の発音部品から機器のデータを自由に送信できるSDKです。データ通信を行うための無線チップの搭載が不要なため、低コストにかつ容易にデータ送信機能を実装できます。
TrustSound® Sigmaは、SSTの独自音波通信技術「TrustSound®」を利用するための専用端末です。
TrustSound®による音波通信のほか、BluetoothやUSB、NFC近接通信にも対応した万能型スマート端末です。
TrustSound®︎ Gatewayは、業務のIoT化/DXにおけるラストワンマイルである「現場からのデータ収集」を、あらゆるプロトコルでサポートするマルチIoTゲートウェイです。Bluetoothを使った各種機器からのデータ収集や、NFCに対応したICカードや機器などからのデータ収集はもちろん、TrustSound®︎を用いてかんたんにデータ収集が実現できます。